あらきゆうこさんのドラムセミナーに行ってきました。
あの距離でドラムプレイ見れる幸せ♪
すごく勉強になったし楽しかった。はよドラム叩きたい。
というわけで、記憶が薄れる前に
備忘録的にメモレポートをざくっと記しておきます。
前回はセクシーに感じたけど、
今回はとってもキュートなあらきさん登場。
ポップなお洋服の印象だと思います。かわいかった。
序盤、緊張でテンパリぎみの淡々とした進行がキュートで面白い。
まずは好きなビートを実演。1拍子のビートがお好きだそうです。
もうこの時点で感嘆です。
自分の素人臭さを思い出してぞっとする。
入場時に提出したアンケートにある質問に答えながら進みます。
・セッティングスネア、タム、シンバル、全てが前傾(あらきさんの方を向いてる)。
最短距離で届くように。(前回、なるべく体力使わないためとおっしゃってました)
イスは高い。高いとドラムス全体が見えて俯瞰できる。ドラマーにとって俯瞰は大事。
ただし体の安定感がなくなるので体幹を鍛える必要がある。
・salyu「新しいyes」リムショットからサビにいくとこの流れを教えてほしいとのリクエスト。
実演、「こうです」。終了。(笑)
・サウンドチェック叩き方はいつも決めてる。
PAさんには、ゆっくりめのシンプルなビートで全部が聞ける感じが良い。
実演。ハットだけとかの時もちょっと他のをまぜてバランス見たりする。
自分の調子(?)を確認する叩きも。
・ドラムボーカルについて歌いながら100%のドラムは無理。
実演!!そういやmiguでは歌ってはったのでした。
無理にむずかしく叩かず、歌の方を重視した方が良い。
・影響を受けたリズムセクションはありません。
あらきさんはアンケートを手にして読みつつ、
実演の時はいったん床に置いてを繰り返されていました。
しかし、限られた時間、全てに答えきれないもどかしさ、そこからくる焦りと緊張。
ついにその効率の悪さに気付く。
左側にある譜面台をさして一喝。
「ここに時計があるから置けない!」そう、譜面台には大きい時計が置かれていたのです。
「自分で置いたんだけど…」
あらきさん、かわいい。(笑)
思わずスタッフさんより先にフォロー入りそうになった。
そのあといくつか答えて?
ベーシスト柏原譲さんご登場。
柏原さんの登場により、かなり落ち着かれた様子のあらきさん。
ここからポラリスの楽曲をベースとドラムで実演しながら、
質問にこたえていきます。
・チューニングについてあらきさんはタイトが好み。だから裏ヘッドとかガムテープ貼りまくって汚い。
それぞれの音が独立してちゃんと聴こえるのが良い。(?)
・片手16分ポラリスで、同じ片手16分でもベースで全然違う例を実演。
「光と影」という曲のベースがものすごくずらしてくるので聞いてはいけない。
我が道を行け。ベースを聞くとドラムが狂う。
(あとで30%くらい聞くと訂正)
ここで突然、「これ叩いてみたい人」と参加をあおる。
男性が挑戦。どこにいるかわからなくなるベースだったそうです。
このあともう1曲実演して、
前で一緒に叩いたり、見て欲しい人を挙手で募る。
最初誰も挙げなくて「えっ!」とショックを受けたようなあらきさん。
先程の男性が再び手を挙げる。みんな最初は勇気が出ないんです。
そのあとは6人くらいは叩いていました。ほぼ女性!
私は度胸ないので叩いていません。
他の人を見てるだけでドキドキしてたくらいですから…。
叩いた人みんなに感想やアドバイスを告げてくださるあらきさん。
柏原さんも親身にアドバイスしてくださってました。
その中でも特に際立ったポイント、印象深い名言だけ書いておきます。
・4つ打ちの練習これ何度もオススメされていました。普段やってる曲なんかを
4つ打ちでやってみる。
自分のズレがわかる。ジャストがどこかを知る。どこでもフィル入れるようにする。
実際あらきさんと一緒に叩かれていた参加者さんも、
4つ打ちちょっとやっただけでビートが引き締まって聴こえました。
・できなくても良い
これがうまく叩けないのでアドバイスくださいという参加者さんに対して
「…それ出来なくても良くない?」場内爆笑。
たしかに曲を演奏するうえでは滅多に使われる叩き方ではなかった。
あらきさんにも叩けないことはたくさんあるようです。
でもそういうのは必要に迫られたら練習する。
必要でないなら、できることを伸ばしていくというようなご意見でした。
この考え方は同じだわ。
私の場合は必要な時も無視してきたからダメなんだけど…
あらきさんのあんちょこノートが公開されます。
A5サイズくらいのノートがたくさんありました。
salyuのは赤いかわいいノートで、ポラリスは紙。
そこからすでにミュージシャンに合わせた気持ち作りが
始まってるのかなと思ったり。(笑)
ノートをまわしてる間、
他にも時間ギリギリまで質問に答えて、セミナーは終わりました。
そのあとは即売会とサイン会。
サイン会(条件あり)ではこれまた一人ずつ丁寧な対応で、
おまけに缶バッチとFISH大使の名刺をいただきました。
今までもらった名刺の中で一番嬉しい。(笑)
境港のHPのアドレス間違ってたけど。(1文字抜けてる)
今思うと本1〜2冊書けるくらいの内容でした。
・譲さんが語るあらきさんのドラム
・シュミレーションの話(あらきさん一瞬ゴルフに思いを馳せる)
・フォームの話
・有機的なドラムを叩くコツ
・機械的?なドラムの話
・譜面の置き方豆知識
・歌もののドラムについて
・歌ものへの挑み方(歌詞は理解するのかなど)
・ミュージシャンによって叩き方は変わるのか。
・初心者の練習方法
・ドラムを叩きたくない時の乗り越え方
・演奏する曲を初めて聴くとき何を聴くか。
などなど。
興味深い話たくさんあったんだけど書ききれません…。
記憶違いなどありましたらご存知の方ご指摘ください。
あ!最後にゆうこさんがおっしゃってたこと。
「楽しいことをやろう」賛成!
2回目だけど面白かったです。
楽しいセミナーなので機会があれば皆様もご参加くださいね。
あらきさん、ありがとうございました!
↓この日のセット。

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秦 基博 / 鱗(うろこ)from 待ち人のフェイバリット vol.2 境港最後まで読んでいただき、ありがとうございました!